事例: <書籍出版記念1> 次世代リーダ

2019. 04/23

<書籍出版記念1> 次世代リーダーが育たない会社の特徴とは?

「うちは次世代リーダーが育っている」と自信を持って言えますでしょうか?

みなさん、こんにちは。シーズアンドグロース代表の河本です。
4月26日(金)に、3作目となる書籍を出版いたします。
それに伴い、書籍の内容にも紐づくような題材をブログで取り上げ、
3回に分けて発信させていただきます。

初回は、次世代リーダーについてです。
社長が営業面で引っ張っていても、社長が組織人事面を見ていても
「次世代リーダー育成」は一筋縄ではいかないものです。

Q.1 次世代リーダーが育たない会社の特徴とは?

原因はずばり、社長自身に問題があるケースが圧倒的に多いのです。
つまり、「次世代リーダーが育たない会社の特徴」とは
社長自身が自分ですべてやろうとしてしまうところが問題なのです。
社長は「会社=自分」と捉えることができる存在です。
その分、すべてを自分でやろうとしてしまう傾向にあります。
以下のような流れで次世代リーダーが育たない環境となっていくのです。

STEP1 社長がすべてをやろうとする
STEP2 一見するとどの社員もある程度できているように感じる(問題がないと感じてしまう)
STEP3 社長自身が社員たちと自分を比較し、優越感に浸る
STEP4 社員を責め、社員への期待値が下がる
STEP5 社長自身が忙しく走り回る
STEP6 結果、「自分が一番頑張っている」「忙しい」「自分にしかできない」と社長自身が思いこむ

Q.2 解決するにはどうしたらいいのか?

この状況を解決するためには、以下のような流れを創るべきです。

STEP1 社員に任せると社長自身が決める
STEP2 社員一人一人の個性を把握し、得意分野を任せる
STEP3 社員の挑戦を全力で応援し、途中で口を出さない
STEP4 挑戦結果に対して賞賛し、社員が自信をつける
STEP5 得た自信から社員が主体的に動くようになる
STEP6 指示ではなく、社長と社員が対話・議論する機会を増やす

これからの時代、日本は少子高齢化のさらなる波が訪れ
多くの産業で人不足になります。
そんな中でも、企業としては存続していかなければいけません。
そして、人の育成は一朝一夕にはいきません。

だからこそ、いち早く「次世代リーダー育成」の流れをとり、
社員が主体的にイキイキと働く環境を創ることこそ社長の役割です。
どんなスーパーマンでも1人で出来ることには限界があります。
社長自身が一番変わらなくてはいけないのです。

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— この記事の著者

河本 英之

シーズアンドグロース株式会社 代表取締役

2005年、株式会社リンクアンドモチベーションに入社。
採用戦略から組織人事領域に従事し、大手企業から中小企業まで幅広く500社以上の採用・育成コンサルティングを担当。

2010年7月、シーズアンドグロース株式会社を設立。
独自かつフルカスタマイズのプログラム作りで、多くの企業の新卒採用と人材育成を担当。

業界業種・企業規模問わず、数多くの企業様の新卒採用・人材育成をご支援させていただいた経験をもとに、経営者様・人事担当者様のお役に立つ情報をブログにてお届けしていきます。

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