事例: 新卒採用 中途採用 第二新卒採用

2018. 07/25

新卒採用 中途採用 第二新卒採用の違いとは? ベストな採用方法を分析

  1. 1.3つの採用形態の特徴とは?
  2. 2.これから新たに採用方法を決めるなら間違いなく「新卒採用」
  3. 3.新卒採用のメリット
  4. 4.新卒採用のデメリット
  5. 5.まとめ

新たに人材を見つけようとしても、どんな条件で求人を募集したらいいか考えどころですよね。
新たに入社させるなら「自社にメリットのある」人材を探すのではないでしょうか。
採用形態には「新卒採用」「中途採用」「第二新卒採用」の3種類があります。
自社に一番有効的に活用できる採用方法を探索しているあなたに、1つずつ詳しく説明していきましょう。

3つの採用形態の特徴とは?

採用形態には「新卒採用」「中途採用」「第二新卒採用」の3種類があることを説明しました。
それぞれの特徴と条件について説明していきます。

新卒採用

新卒採用とは、学校を卒業した就職経験のない学生を採用することを指します。
在学中の卒業予定者を対象に求人募集を行い、採用試験や面接を経て内定者を決めるながれでしょう。内定者は卒業と同時に正社員として入社となります。
採用基準は、仕事内容の適合性・将来性を見極めるのがポイントとなりまっていきます。
新卒採用を活用することで採用者の「会社に対する価値観」をゼロから育てるため、定着率が向上し企業の理念を浸透させやすいことが大きなメリット。
また研修費はかかるが短期間であり、初期の人件費も抑えられることから積極的な採用が高まっています。

中途採用

中途採用、新卒以外を対象に不定期に採用することを指します。
新卒採用との違いは「実務経験者で即戦力となるスキルや知識を持っているか」です。
評価基準は実力があり即戦力になるかで採用可否が決定することが多い。
教育費がかからず低投資で済みますが、前職の価値観が抜けず業務に定着させることが難しいのが課題です。

第二新卒採用

第二新卒採用とは、企業で就職した経験のあり、さらに「大学を卒業後1~3年経過し、
転職を考えている25歳前後の人」もしくは「何かしらの正当な理由で、就職活動を迎える人」を採用することを指します。
新卒採用との違いは「前職で培った経験を活かして活躍する」ことです。

これから新たに採用方法を決めるなら間違いなく「新卒採用」

では、実際に求人募集するには
・新入社員研修を終え、さらに伸びしろのある「第二新卒採用」
・実力があり、初期投資が不要な「中途採用」
・ゼロから教え込み、長期的に活躍が見込める「新卒採用」
がありますが、実際にどんな採用方法を用いるかで悩まれる企業も少なくありません。

もちろんすべての採用方法を用いて、企業の方針にぴったりな人材を探すのも1つの手でしょう。
しかし一人一人対応してしまうと、かなりの時間と労力を必要とするだけでなくコストも無駄になってしまうことも。

そのため「採用期間」を絞って求人募集に注力することで、ロスコストの防止にも繋がる「新卒採用」を取り入れることをおすすめします。

新卒採用のメリット

新卒採用はメリットが多く、積極的に取り組んでいる企業がほとんどです。
具体的に「中途採用」「第二新卒採用」と比較して企業側にどんなメリットがあるのか考えてみましょう。

人材の選考計画を立てやすい

新卒採用の場合は、毎年3月に卒業する学生の中から働く意欲の高い優秀な人材を選抜することができます。
自社にもっとも必要で将来性のある人材を選考しましょう。
また毎年定期的に続けることで、社員の能力伝承や年齢構成のバランスを取ることも可能です。
若いうちから幹部候補として育てられるため、安定した運営を続けることができます。

中途採用と比較して計画を立てやすい

中途採用の場合、選考時期がバラバラになってしまい業務負荷が年中高くなってしまったり、計画が立てにくかったりします。
また、入社時期がまばらなため、研修期間や引継ぎがうまくいかなかったり、以前の会社の社風があり定着させるまで時間がかかったりすることも。
さらに同期を作ることができないことで周囲との連帯感が取れず、悩みを抱え込んでしまうこともあるので注意が必要になります。

逆に、新卒採用は学生の動きを読みやすく、入社後の研修計画も立てやすいです。
まとまって入社研修の日程を組みことができるので、スケジュールが立てやすく新卒同士の絆が生まれることも。
研修が終われば、業務の引継ぎもスムーズにすすめることができます。
複数人の新卒採用であればある程度の人数を確保でき、社員への刺激にもなります。
新卒採用を定期敵的に行っていることから、社会からみられる評価は「安定して成長している」安心感のある企業になるでしょう。

新卒採用のデメリット

安定した会社運営が望める新卒採用ですが、メリットと同時にデメリットも挙げられます。

入社後の教育コストが高く、即戦力になりづらい

入社後に基礎的な研修があまり必要ない中途採用に比べて、
新卒採用は仕事の基本からしっかりと教育しなければならず、教育コストを抑えることが難しいです。
また新卒採用した社員には多くの企業で教育担当をつけますが、
中途採用では必要ない場合もあり、コスト面や既存社員の負荷などについては中途採用の方がメリットがある場合があります。
即戦力になることが期待できず、教育コストもかかってしまうという面は、新卒採用のデメリットと言えるでしょう。

競合が多く、母集団形成や内定承諾獲得が困難

新卒採用は多くの企業と学生が同じ時期に同様の動きをしています。
そのため、他社と競合することが多く、母集団を集めるための求人広告に投資しただけでは母集団を集めにくかったり、
選考時期や内定出しの時期がかぶるため、他社と比較して内定承諾をしてもらえなかったりといったことが起こりえます。
これからの時代は広告にお金をかけなくても質の高い母集団が集まり、内定承諾してもらいやすいような
「ブランディング」に力を入れていく企業ほど新卒採用での採用力が高くなる時代になるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。
新卒採用により企業の安定的な成長と継続的な技術の伝承によって
企業は継続的な成長をすることができます。
企業にとってメリットが多いのが新卒採用と言えるでしょう。
しかし、母集団形成や内定承諾を獲得するのは容易ではなくなっているのも確かです。
積極的に新卒採用を活用していくことをおすすめしますが、
有効な母集団形成や選考・内定後の承諾率向上のために、
効果的な施策導入や長期的なブランド力向上が求められるでしょう。

— この記事の著者

シーズアンドグロース 新卒採用事業部

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